スペシャルな出会い

赤い糸から始まるか、始まらないかの違いといってもいいかもしれません。 女性は「この人は赤い糸で結ばれた運命の人だ」と信じてつきあいだす。

しかし、しだいに欠点が目について、そのうち普通の糸に見えてくる。 男は反対に普通の糸から始まって、それがいつしか赤い糸になるんです。
僕が男として女の子を見ていると、はじめに赤い糸と信じるから、恋愛がうまくいかないんじゃないかと思ってしまうんです。 最初に100点満点をつけたら、完全無欠の男なんていないんだから、あとは減点されていくのは当然。
気にいらないところを見つけていけば、どんな男でも0点になってしまう。 女はみんな今している恋愛が、赤い糸だと思い込みたいんです。
いつだって「好きになった人は赤い糸で結ばれている人」なんです。 他人が「違うんじゃないの」と言おうと、本人は聞く耳もたない。
「彼はあなたには合わないわよ」と忠告しても、星占いに「今の彼は運命の人」って書いてあったとか、どんなささいな情報でも集めて「ほうら、ごらん、やっぱり彼は赤い糸の人なのよ」と。 たとえ男がはっきり「君のことは愛していない」と言っても、「私の本心を試したくて、彼はあんなこと言ったんだわ」と、都合のいいように解釈してしまう。
しかも、それを本心から信じているんですね。 だから、成就しそうもない恋愛さえ女は本気で信じるんです。
たとえば、OLをやっている女の子が、有名なプロスポーツ選手とつきあっているとしましょうか。 彼には奥さんも子どももいる。
どう見ても遊ばれているのに、女のコは赤い糸だと信じ込む。 「今はしがないOLだけれど、彼と私は運命の糸で結ばれているから、きっと奥さんと別れて結婚してくれるのよ」と思うんです。

「そんなことありっこないじゃないか」と人は思うけれど、そういうことを女は真面目に考えるんです。 おそらく、Sストーリーを描いたことのない女はいないのではないでしょうか。
ほとんどの女の意識のなかにはS願望が潜んでいる。 それがあるから、いざ王子さまが目の前に現れたら、自分の立場というものを冷静に判断できない。
「自分のレベルはこのへんだから、このくらいの男ならつかまえられる」というのは飛ばして、「王子さまと結婚できるに違いない」となるんです。 マスコミで働いている女性にはこういうタイプの人がいます。

失敗しない出会い方を紹介します。